アンティーク家具は正しい方法で手入れすることが大切！どうやって手入れすれば良い？
通常は乾拭きと水拭きだけで大丈夫
アンティーク家具は、独特の質感を保つために、頻繁にオイルやワックスを使用しなければならないというイメージを持たれやすいです。しかし、基本的な手入れは、乾拭きあるいは水拭きだけで問題ありません。特に目立った汚れがなければ、柔らかい布を使って乾拭きをすることで、アンティーク家具の美しさは維持できます。もし、乾拭きだけで取り除くことができない汚れがある場合は、水拭きをしましょう。そして、水分はアンティーク家具の天敵なので、水拭きをした後は、必ず乾拭きをする必要があります。
汚れがしつこい場合は洗剤を使う
アンティーク家具に、水拭きでも落とせないしつこい汚れが付着してしまっている場合は、洗剤を使用すると良いです。家具専用の洗剤を使用することが好ましいですが、中性洗剤でも問題ありません。薄めた洗剤を付けた布で、汚れを落とします。そして、付着した洗剤を取り除くために、水拭きと乾拭きを繰り返しましょう。また、アンティーク家具の中には、洗剤が使えないものがあります。そのため、洗剤を使用する前に、材質や塗料を把握しておいて、洗剤が使えるかどうかは確かめるようにしましょう。
3ヶ月から半年に1回はワックスがけを
アンティーク家具は、3ヶ月から半年に1度の頻度で、ワックスがけをするようにしましょう。アンティーク家具には、蜜蝋ワックスが適しています。蜜蝋ワックスには様々な種類がありますが、どれを選んでも特に違いはありません。ただ、色が付いているワックスは、アンティーク家具の色を変えてしまう恐れがあるため、家具に合った色のものを選ぶことが大切です。そして、布を使って、家具に塗り込んでいきます。塗り込むことでワックスが染み込ます。その後、余分なワックスを取り除いたら完了です。
アンティーク家具は、100年以上経過した工芸、美術品などを含めた家具などのことです。昔の素材、デザインを活かして、何度も修繕され現代においても日常的に使うことや飾ることが可能です。「骨董品」とも言います。